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遺産分割調停について

遺産分割調停事件は1万件を突破!

全国の家庭裁判所における、遺産分割調停の新規申立件数は、平成15年度9582件、平成16年度1万83件、平成17年度1万130件、平成18年度1万668件、そして平成19年度には1万317件と1万件を突破して推移しています。

(最高裁判所 司法統計年報「平成19年度版家事事件偏第2表」による)

超高齢社会の今、遺された高齢者の介護問題と遺産の相続問題は、密接に関連しています。 父親に先立たれ、独り遺された高齢で病気がちな母親のめんどうを、ご遺族の誰が看るのか、ご遺族の経済状況や家庭事情により、なかなか解決できないのが実情です。